プロフェッショナル/装丁職人の気質(かたぎ)

■オドロキダ。コンナショクガ、コンナヒトガアッタトハ。
















プロフェッショナル  仕事の流儀 装丁家 鈴木成一の仕事 誇りは自分で創(つく)り出す [DVD]



















■これもまたS田くんのオススメということで、

 感謝の限りです。

 本の装丁なんて今まで何気なく触れていたので、

 まさかそれを専門に仕事をされている方がいたとは思ってもませんでした。

 しかもその道のプロがこんなにもすごい人だとは。

 装丁家・鈴木成一

 以下、特典版も含め出てきた本たちです。


白夜行



夜は一緒に散歩しよ (幽BOOKS)



神田川デイズ










アバラット



LOVERS―恋愛アンソロジー (祥伝社文庫)



愛と癒しと殺人に欠けた小説集





ソロ

















■いかがですかね。

 この中に鈴木さんいわく

 一番苦労した装丁。

 一番すぐにパッと浮かんだ装丁。

 一番お気に入りの装丁。

 題字にこだわった装丁、などなどがあります。

 それがどれかはここでは言えません。

 DVDの特典を見てみてくださいね(笑)


 それはさておき

 それぞれ何か惹きつけられるものがあるでしょう。

 実はこれら一つにものすごい鈴木成一さんの想いがあります。

 DVDの特典でも紹介されていましたが、
 
 その話はとても面白いものがありました。

 

 今回の話を聞いていておもったのですが、

 鈴木さんは“プロフェッショナル”というより

 
 “職人”


 だな、と。

 現代版の職人。

 でないとこれらの素晴らしい装丁を作れませんよ。

 以下の言葉なんて、まさにそれですね。

どんなに経営が苦しくても、絶対に言いたくない言葉がある。それは、『仕事をください』という言葉。それを言ってしまったら、仕事に媚(こ)びが生まれるし、どこまでも相手に振り回されることになる。だから、人に頼まれるからやる、というスタイルは崩したくない

■鈴木さんの職人気質を身をもって感じたい方は

 DVDを見るか、

 本を手にとるか(ネットで見ても特殊加工は分かりませんからね)、

 どちらかぜひしてみてください(笑)


 今まで何となしに手にとってきた本たちですが、

 装丁家の力が大きいからこそ

 何気なく手に取っているのだな、と知らされました。




【“知”の活用】


▼「頼まれる」

 それはプレッシャーと闘う大変なことではあるけれど、

 何か大きなことを成し遂げるには必要なエッセンス。

 大いに頼まれたい!