ふと浮かんだ短歌

子なき子の

  いまはおおきに

     思えども

 親なき親の

   あることぞなき



(自分の子供が結婚しない、あるいは結婚しても経済的な都合等で子供を産まないなんていう少子化の風が今日世間に吹いている。子供を産んで当たり前、そんな時代ではなくなったようだ。

 しかし、子供に子供はいなくとも、自分の親に親がいないなんてことがあるだろうか。いかなる場合でもこの世に生を受けた以上、親が必ずいてくれる。その親にも親がいる。それの繰り返しが人類の歴史なのであろう。)