アリストテレスの名言


もし人が哲学すべきであるとするならば、当然哲学すべきである。


もし人が哲学すべきでないとするならば、その場合にも、人は哲学すべきである。


従っていずれにしても人は哲学しなければならない。


なぜかといえば、もし哲学というものがあるとすれば、哲学はあるがゆえに我々は当然哲学しなければならない。


そして、もし哲学というものがないとすれば、その場合にもまた、なぜに哲学がないのであるかを尋ね求めなければならない。


そしてそれを探求することによって、我々は哲学していることになるであろう。


というのは、尋ね求めることこそまさに哲学を生む源なのであるから。



   (アリストテレス