もっと日本は世界に出てもいい







■きょうのゆめ


小学校のときの夢って、サッカー選手だったり、アメリカ大統領だったりとみんないい感じに夢を見ていた。しかし、自分が卒業アルバムを見返したときに自分の夢を見て驚いた。

「コンピューター関連の仕事」

なんてリアルな夢。つまらんガキだな、と他人事のように思っていた。その後大人になるにつれ自分の夢はコロコロと変わっていった。子供の夢なんてそんなモンです。中学のときは社長。高校の時は教授だった。今になって思う。これらは別に全然違うものではないということ。根幹に共通点があるんだなぁと。

要するに自分は自由になりたいんだということが分かる。

単なるサラリーマンなんて絶対ヤダ、自由にのびのびと生きたいという点は、ガキのころから何も変わっていない。そう、今の夢も。






■日本文化が好き


大学に入ってから気づいたんだけれど、自分は日本が好きらしい。気づくまでは、日本なんか嫌いだと思っていた。けれど嫌いは好きの裏返しというか、好きだったみたいだ。
とはいっても日本には不満ばかりだ。政治家はハッキリいって最悪だし、テレビも大半は面白くない。映るニュースは最悪なもんばかり、それに日本人のほとんどがおカタイ連中ばっかりだ。
それでも、
それでもこうして不満を言っているのは日本の現状に不満をもっていて、変えたいという想いからだ。
それに最近気づいたのだ。

日本人は日本をマイナスイメージにとらえがちだけれど、案外日本ってのは素晴らしい。着目するのは文化。
たとえば、日本の思想。哲学や思想においては西洋にはるかに劣っているイメージがあるけれど、それは大いなる偏見。西洋は絶望の哲学だけれど、東洋は希望の哲学とも個人的に思っている。まあとりあえず古典を開いてみたまへ。案外めっちゃすごい。歎異抄とか徒然草とか夏目漱石もいいよね。詳しくはいつか書きたいけれど。
ほかにもサブカルとかも個人的に評価している。日本人自身がサブカルてかオタク文化を卑下していて、*1逆に海外がそれを褒めたたえているみたいな変な構図になっている。けれど、これに関しては日本人はもっと胸をはっていい。ソフトウェアの面で活発に活動して毎日イノベーションが起きているアメリカだが、実はサブカルの面において日本でもイノベーションが起きている。実際これがすごいんだ。オタク文化のオープンイノベーションが日々起こっている。それを垣間見たけりゃニコニコ動画でも2chでもpixivでも見てみればいい。一見してヒクとは思うけれど、客観的に見てみると結構面白いんだこれが。
他にもたくさんの素晴らしい文化をもっている。それが日本であると最近知った。






■もっと日本は世界に出てもいい


だけど、こういった現状を多くの日本人は知らない。だったらなおさら世界の人は知らない。ジャパンブームで盛り上がっているのは世界のごくごく一部だ。けどこれらの日本の文化はもっともっと世界へ発信していいものだと自分は信じている。自分が正しいと信じるものは、世界でも正しいなんてのは、ただの高慢かもしれない。けれど、それでも信じたい。そんだけ好きみたいなんだ。

だから現時点の夢は、

こういった日本の文化を英語とITで世界へ伝えるためのメディアをつくること。

そしてそれを運営して、副次的に得られる収入で食っていければ最高だね。そのために今は勉強していかなきゃいけない。大学を出て、いったんは社会にでる。そこで英語とITを必死こで学ぶ。じゃないとこんな大きな夢はかなわない。
コロコロ変わっていった夢は今ここに辿り着いた。夢に絶対はないから、また変わっていくかもしれないけど、それでも方向は間違っていないはず。あとはこれを突き進むだけ。

やることはシンプル。目指せ、フリーへ。

*1:梅田望夫氏は日本のウェブの可能性にこれらサブカルを無視している面がある。結構高尚な人に多い傾向だよね