生命と非生命と半生命

大分前にやっていた爆問学問の池上高志の回を録画で見た。

  生命とは何ぞや、

この問いは哲学者、科学者などの研究者は誰しもが持つ問題である。

しかし、複雑系科学を研究している池上氏は
 生命を定義づけることはあえてしない。

 自分もそれは同じだ。

薄っぺらな言葉なんかで語れるほど
 
 生命とは単純じゃない。

言葉にしないと人には伝えることはできない


  けれど


言葉にすると安っぽくなる。

 それが言葉である。


すべての物体を生命、そして非生命と単純に二分することは
 
   不可能

 である。

 池上氏のいう半生命はなんとも定義しがたいものであるけれど
 その本質を考えれば至極当然のことである。

大きな時の流れの中、

   非生命は
   生命となり

   生命は
   非生命となる

我々は小さな流れしか知らない。

 だから、それを感じない。

  言葉で聞いてもピンとこないのはそのためなのだろう。