永遠に新しいデザインを / プロフェッショナル



■センスガヒカル












Pen (ペン) 2009年 5/15号 [雑誌]





















■先日、Sが上にある雑誌を読んでいるところ遭遇し、工業空間デザイナー吉岡徳仁の存在を教えてもらった。

 今まで聞いたこともなかった自分に親切にもプロフェッショナルDVDを貸してくれた。









 これを先ほど見たのだが、何というか素晴らしいですね。

 そのデザインももちろんだけれど、生き様や人格など。

 感動することが多かった。

 つーかプロフェッショナルのDVD版って特典として番組で未公開のシーンとか見れるんだね。

 しかも未公開が面白かったりする。

 DVD買いたいところだけれど、お金がないのでテレビで我慢しておこう。


 とまあそんなことはどうでもいい。

 吉岡徳仁のことをよく知らない人はこちらをみて頂きたい。


 吉岡徳仁(Wikipedia)


 あるいはその作品などを見たい方はコチラがオススメである。

 ネットでも臨場感もって彼の世界を知ることが可能だ。


 デザイナー、吉岡徳仁の世界。(エキサイトイズム)



 
吉岡徳仁の言葉で一番印象的であったのは


 未来の定番


 というワードである。

 定番、普通、これだけ聞くと何だか平凡なイメージだけれども

 彼の場合は未来の定番であり、普通なのだ。

 そこには変わらない新しさがある。

 その新しさにこそ彼のオリジナリティが秘められている。

 新しいといえど、それは流行とは違う。

 流行はいわば現在の定番。

 一時は新しいと皆から求められるものの、

 すぐに飽きられ捨てられる。

 そんな消費されるものは好きじゃない、と吉岡徳仁は語る。

 変わらない、残るもの。

 いつ見ても、誰が見ても新鮮さを覚える。

 そんなデザイン。

 彼にとってのデザインは

 「形」のデザインではなく

 「気持ち」のデザインなのだ。

 表面的な型にとらわれず、見る人の感覚を考える。

 どうしたら感動してもらえるだろう。

 ここが起点となっている。

 彼の師である三宅一生

 「子供でも楽しめるものを」

 という思いが引き継がれている。


 彼の作品はどれもシンプルで自分はとても好きだ。

 無駄な飾りは一切なく、素材が存分に活かされている。

 吉岡徳仁の自信がそこに光っている。




■DVDで見ただけで、実物は見ていないけれど、一家に一台欲しいなぁ。

 彼を有名にさせた「HoneyPop」紙で作られているからコンパクトにたためるらしいからねぇ。

 誰か家にある人いませんかね、なんて(笑)