永遠に新しいデザインを / プロフェッショナル
■センスガヒカル
■先日、Sが上にある雑誌を読んでいるところ遭遇し、工業空間デザイナー吉岡徳仁の存在を教えてもらった。
今まで聞いたこともなかった自分に親切にもプロフェッショナルDVDを貸してくれた。
プロフェッショナル 仕事の流儀 暗中模索、未来創造 デザイナー 吉岡徳仁の仕事 [DVD]
- 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
- 発売日: 2008/08/22
- メディア: DVD
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これを先ほど見たのだが、何というか素晴らしいですね。
そのデザインももちろんだけれど、生き様や人格など。
感動することが多かった。
つーかプロフェッショナルのDVD版って特典として番組で未公開のシーンとか見れるんだね。
しかも未公開が面白かったりする。
DVD買いたいところだけれど、お金がないのでテレビで我慢しておこう。
とまあそんなことはどうでもいい。
吉岡徳仁のことをよく知らない人はこちらをみて頂きたい。
あるいはその作品などを見たい方はコチラがオススメである。
ネットでも臨場感もって彼の世界を知ることが可能だ。
■吉岡徳仁の言葉で一番印象的であったのは
未来の定番
というワードである。
定番、普通、これだけ聞くと何だか平凡なイメージだけれども
彼の場合は未来の定番であり、普通なのだ。
そこには変わらない新しさがある。
その新しさにこそ彼のオリジナリティが秘められている。
新しいといえど、それは流行とは違う。
流行はいわば現在の定番。
一時は新しいと皆から求められるものの、
すぐに飽きられ捨てられる。
そんな消費されるものは好きじゃない、と吉岡徳仁は語る。
変わらない、残るもの。
いつ見ても、誰が見ても新鮮さを覚える。
そんなデザイン。
彼にとってのデザインは
「形」のデザインではなく
「気持ち」のデザインなのだ。
表面的な型にとらわれず、見る人の感覚を考える。
どうしたら感動してもらえるだろう。
ここが起点となっている。
彼の師である三宅一生の
「子供でも楽しめるものを」
という思いが引き継がれている。
彼の作品はどれもシンプルで自分はとても好きだ。
無駄な飾りは一切なく、素材が存分に活かされている。
吉岡徳仁の自信がそこに光っている。
■DVDで見ただけで、実物は見ていないけれど、一家に一台欲しいなぁ。
彼を有名にさせた「HoneyPop」紙で作られているからコンパクトにたためるらしいからねぇ。
誰か家にある人いませんかね、なんて(笑)