姿勢と心理
■常に姿勢正しく、笑顔で人とパソコン(!)に接するように心がけたいもんですね。
まず上を向いてほしい。
そして胸をはってほしい。
そのまま笑い顔をしてほしい。
そして次のように言ってほしい。
「おれは苦しくて気分が乗らない」
たいていの人はこう言うことができない。
もしくは言えたとしてもちっとも気分が滅入るものでもない。
■実際にやってみたところ、言いながら思わず吹き出してしまった(笑)
なるほど、確かに全然気分が滅入らない、というか楽しいくらいだ。
心理的な状態と身体の状態は常にリンクしている。ブルーな時には、自然と顔が俯き、目も下を向き、トボトボ歩きになる。逆に嬉しい時は顔をあげ、視線は上になり、スキップや口笛なんかしたりしないだろうか。
心理状態→身体状態
この考えはよくよく実感あるだろう。だからそれ故、人は
「この心なんとかせねば」「この心を維持しよう」
と思うのだけれど、ココロコロコロ。そうは上手く心をコントロールなんぞできるわけもない。
ではどうするか。今度はこう考えてみる。
身体状態→心理状態
先ほどの矢印は逆にしても同じように効果が得られます。
気分のいい時に、思わず歌って踊ってしまう人であるなら、沈んでいた時でも、歌って踊ってみましょう!そんな気分じゃない、と思っても無視してでも。
すると気分がよくなってくるものなのです。そう、「→」も言えれば「←」も言える。人の行動と精神は非常に密接な関係にあるのです。
茂木健一郎氏の脳を活かす仕事術にも
無意識をコントロールするには、身体を動かすことが一番いいのです。(P84)
とあります。
つまらん顔で仕事をしていたら、本当にその仕事はつまらなく思えてきてしまう。
反対に笑顔で仕事ができたら、どうでしょう?
ちょっと試してみる価値は十分にありますよ!
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